【6】発想すべきキーワード

プロパティ

発想というほどでもない、基本的なキーワードを作る

□固有名詞キーワードを作る

いわゆる指名系ワード、ブランドタームと言われるキーワード。
自社名、自社商品名、自社サービス名、商標、型番、人名、など。

□自身の商品、サービスを指し示す一般名詞キーワードを作る

トヨタなら「車」「自動車」、NTTドコモなら「携帯電話」「スマートフォン」など。

□一般名詞キーワードを狭めたり広げたりする

「自動車」で狭めるなら「セダン」「ミニバン」「コンパクトカー」「ハイブリッド」「4WD」など。
一番成果の良いキーワードはこういった、特に発想するまでもなく思い当たるようなものであることが多いですが、この手のキーワードは作り方をちょっと工夫したところで成果にそう大きく影響はなく、単に抜け漏れなく拾い上げればいいだけとも言えます。
もちろんしっかりと拾い上げるべきですが、競合他社も誰でも思いつくキーワードですし、他社に大きく差をつけられる要素は広告の内容ですので、キーワードの作成そのものに必要以上に執着しても成果への影響は小さいです。

発想しないと作れないキーワードを作る

キーワードそのもので勝負できることがあるとすると、頭を捻って発想しないとなかなか出てこないようなキーワードです。
どういうキーワードが良いものか、一例としては、
検索したら思っていたのと違う情報(広告)が出てきたけど、「それいいじゃん」と思ってクリックした
というようなことにつながる、キーワードです。
例えば「転職」と検索して「資格」の広告が出る、あまりピンとこないとは思いますが発想としてはこのようなものです。
この例でピンとこないのは、「そうか転職するにはまず資格を取ると有利かも知れない」なんて思う人はいまさらそう多くはいないであろうくらいに、使い古された手法で、そこに驚きや感動などがないからです(とはいえ有効な手法ではありますが)。
驚き、新鮮味、感動があると、人は行動に移しやすいです。
まだうちのサービスを知らない、けど知れば良いとわかるはず、という人に伝えてあげたい、そんな気持ちで発想してみましょう。
もちろん、良さそうと思えたけど実は全然役に立たない、騙すような誘導はやめましょう。

発想するコツ

以下のようなことを、とことん連想します。
広告で知らせたい商品、サービスを、
  • 誰が必要とするのか
  • いつ必要とするのか
  • いつあるといいのか
  • どこで利用したいか
  • どこにあるといのか
  • なんのために利用したいか
  • なぜほしいのか
  • どうやって利用したいのか
  • どう利用したいのか
広告で知らせたい商品、サービスが、
  • あったら何が解決できるのか
  • あったら何を手に入れられるのか
  • なかったら何が困るのか
  • なかったら他に何を買うのか
そして調べます。
広告で知らせたい商品、サービスが
  • あったら解決できる問題を解決できる他の手段は何か
  • あったら手に入るコトを入手できる他の手段は何か
検索した人が驚くくらいに知らなかったことは、広告主自身も知らないことの中にある可能性が十分にあります。よく調べましょう。

部分一致を試す

部分一致を使わなければ、Google 広告の持つポテンシャルを最大限に引き出すことは難しいです。狙うべき検索語句の中には、部分一致以外では広告表示対象にすらならないものが膨大にありますし、前述の発想するべきキーワードにヒットするような検索語句を自動的に拾い上げてくれるような動きもしてくれる可能性もあります。
ただしもちろん、悪い結果につながることもあります。
部分一致は、言葉通りの「部分一致」ではなく、意味合いが似ていれば広告が表示されます。これが良いようにも悪いようにも作用することがあります。
部分一致を安全に試すには、意味合いを絞ったキーワードからはじめて、広がりすぎないようにするのが無難です。
例えば、もしクリックしてほしい広告のリンク先が不動産投資に関するページの場合、キーワードを次のようにしますと、
投資(部分一致)
ヒットする検索語句としては「株」や「fx」などまで広がる可能性があります。
これを次のようにしますと、
不動産投資(部分一致)
ヒットする検索語句は「不動産 投資」はもちろん、「家賃 収入 税金」や「賃貸 利回り」といったような、「不動産投資」の文字列は含まないけれども不動産投資に関係する検索語句にもヒットするようになります。
さらには広告で促したい行動が不動産投資のセミナーへの来場だった場合、
不動産投資 セミナー(部分一致)
とすれば検索語句はさらに絞れることになります。ただし、セミナーではあるものの「投資 セミナー」や「資産形成 セミナー」など、別の方向への広がりも出ることがありますので注意しましょう。
以上の3つの例は、いずれかが正解というわけではありません。そのキーワードが持つ意味を考え、どういった検索語句に広がるかをイメージしながら検討しましょう。
なお、実際にどのような検索語句に広がるかは事前にはわかりませんし、同業他社の広告アカウントの過去のデータを閲覧できたとしてもどんどん変化しますので完全に参考にすることもできません。そのため、広告を配信してみてから検索語句レポートを確認することが重要です。検索語句レポートではすべてのデータが表示されるわけではないのでこれも注意が必要ですが、概ねの傾向をこれで掴むしかありません。

新しいキーワードを作ったら広告を新規作成するか考える

そのキーワードにヒットするであろう検索語句に対して表示するべき広告として、既存の広告が該当するならばそれで十分です。
ただし全く意味合いが新しいキーワードを追加するということは、広告も新規作成するべきことがほとんどでしょう。狙った検索語句でどれだけ広告が表示されるかは、広告の内容が大きく影響します。広告の作成に関することは 【3】作るべき広告 で述べていますが、このページで説明した「発想しないと作れないキーワード」を作った場合、広告についてももっと柔軟な発想で作るのが望ましいです。 自社の特長を謳うよりは手に入れられる何かを謳う、それだけでなく、知らなかったけどもしかしたら自分が求めるものがそこにあるのかも知れない、と思わせるような訴求を、短く、作れるとよいでしょう。

新しいキーワードを作ったら広告グループをどうするか考える

そのキーワードにヒットするであろう検索語句に対して表示するべき広告が、他のキーワードとまったく違うなら新しい広告グループで、他のキーワードと同じでいい、もしくは、他のキーワード用の広告と新しいキーワード用の広告とが互いのキーワードに対してもそれぞれ表示されても特に問題ないようであれば同じ広告グループでもいい、と考えられます。
こちらをご参考ください。