【3】作るべき広告

プロパティ
ほとんどの広告アカウントでは、一番注力べきことは広告の作成です。

広告が特に重要であることを知る

いつ、どこで、どういった人が、何を使って、何という語句で検索したときに広告が表示されるか、これはGoogle 広告の成果にとって重要な観点ですが、このことを決める特に大きな要素が、広告のテキストです。
どういった検索語句もしくは人へ広告を表示するか、広告テキストの内容次第で大きく変わります。このことは実際の広告配信データからも確認できます。
広告が表示される時や場所、検索語句などを決めるための各種設定項目はありますが、それらを設定したところで、ユーザーとシステムに選ばれる広告でなければ広告は表示されない、もしくはあまり表示されなくなります。
広告が悪ければ、いくら広告以外の設定をうまくこなしたとしても、Google 広告のパフォーマンスを最大化させることはできません。
広告の作成に一番の労力を割くべきで、そのうえで他の設定を進めるのが望ましい、と言えます。
また日々の広告運用管理業務においても、ターゲティング(キーワード、オーディエンス、地域など)の細かな設定に意識を向けるより、できるだけ広告の状況把握と新案を作ることに注力をするほうが、将来の新たな結果を生むことにつながります。

広告ネタをとにかくたくさん書き出す

はじめから2~3本だけをしっかり作るより、まずはとにかくたくさんの切り口で、広告のネタを書き出しておくことが重要です。
成果に一番大きな影響をもたらすのは、何を訴求するか、ですが、どの訴求が当たるかどうかはわからないためにいろいろ試すことが大切です。はじめに2~3本だけ作って終わりではないので、たくさんネタを書き出していける癖をつけましょう。
ネタを書き出した後に、具体的に広告テキストとして作成していきます。

自社の特徴を挙げられる限り書き出す

性能、機能、利便性、価格、場所、実績、導入の負荷、形状、見た目、選択肢などなど、挙げられる限りの特徴を挙げます。
この段階では、その特徴が競合他社に勝っているか負けているかということを気にしません。
競合他社に勝っている要素は重要ですが、負けている要素だからといって使えないということでもありません。
例えば価格で負けているとしても広告を見る人は最安を求めているのではなく許容範囲を探しているかも知れませんし、反対に、強みといっても広告を見る人がそれを望むかどうかもわかりません。
全部使うとも限りませんが、何が当たるかもわかりません、まずはとにかくたくさん挙げることが大事です。

想定したターゲットが望む未来を想像して書き出す

例えば「おしゃれなアクセサリー」を売る場合、その人はそのおしゃれさを手に入れることが可能ですが、さらにその先のこと、そのおしゃれさを手に入れたことで手に入れられる何かを想像します。例えば「出かけたくなる」という前向きな気持ちや、「それどこで買ったの?」と友達に羨ましがられるシーンなど、です。
できれば、望んでいたけれど本人が気がついていなかったこと、であるのが望ましいです。例えば、法人向けサービスであればそのほとんどの行き着くところが「利益向上」「コスト削減」となります。これらももちろん挙げますが、誰もが思ってる当たり前なことでは心に響きにくいです。この場合、もう少し手前のことを訴求し、なるほどそうなるから利益向上もしくはコスト削減するのか、と相手に想像させられるようなことを書けるとより良いです。

想定したターゲットが悩んでいることを想像して書き出す

望む未来の考え方の、反対のようなことを考えます。
ただし、命、健康、容姿、生活の不安を煽るような訴求をすると法律に触れる可能性が高まりますので注意しましょう。

想定したターゲットがどういう生活をしているか想像して書き出す

例えば求人の広告を配信する場合、主婦向けであれば「家庭のことも無理なく」と訴求したり、大学生向けであれば「授業のないときだけ」と訴求したりします。

検索語句と同じ文字列を広告テキストに盛り込むことに躍起にならない

検索語句と広告との、文字列レベルでの一致度が高いほうが、関連度が高いとシステムが認識する可能性は高まります。ただし、Google 広告は文字を単に文字列としてだけ認識しているわけではなく、意味合いで認識していますので、単純に文字列として一致しているほうがいいというわけではありません。
例えば、「プリント」と検索したときに「印刷」という文字の広告は表示され、実際にクリックされますし、その逆も然りです。厳密にいえば意味が違ったとしてもそのことはさほど重要ではありません。このような検索語句は他にもたくさんあります。
文字列レベルでの一致度を高めることに力を注ぎすぎないように注意しましょう。必要以上に広告をたくさん作ったりキャンペーン構成を複雑にしたりしてしまうことにつながります。
文字列レベルで一致度の高い広告をたくさん作るよりは、訴求内容の異なる広告をたくさん作ることに力を注ぐべきです。

何本までにおさえるべきかは、あまり気にしない

1広告グループには何本入稿するべきか、1つの広告にはどのくらいクリックがカウントされるようにするべきか、明確な目安はありません。
広告にデータがたまらないとシステムの学習、最適化がしづらいとも言えますが、そもそも広告配信データをためる前から広告テキストは評価されていますし、データをためればというものでもありません。
データのため方を気にして積極的に広告を試せないほうが機会損失につながります。
あまりにも大量の広告を作る意味はありませんが、あまり気にせず、試したい広告をどんどん試していくのがおすすめです。