【2】基本的に設定しておくべきこと

プロパティ
取得したデータを有効に活用できるようにするためと、広告表示の機会ごとにより適切な形式で広告が表示できるようにするための設定です。
一旦きちんと設定しておけば、高い頻度で調整する必要はあまりありません。
また、広告システムが行う学習と最適化の幅や深度などに影響を与えますので、なるべく早めにきちんと設定しておくことをおすすめします。後からでも設定できます。

コンバージョンアクションを作る

システムが何を成果と捉えて最適化するか、このコンバージョンアクションで決まります。広告で増やしたいこと(購入、資料請求、問い合わせなど)をコンバージョンとして作成しましょう。

重要ではないコンバージョンはコンバージョン列に「含めない」

重要ではないけれども把握しておきたいコンバージョンアクションを作成する場合、それが成果向上ではなく確認のためだけであれば、コンバージョン列に含めない設定をします。

コンバージョンアクションのアトリビューションモデルを選ぶ

コンバージョンにつながった最後のクリック以外のクリックも評価することができ、自動入札にも変化が起きます。
例えば、ラストクリックのみにコンバージョンをカウントしていて下記のようになった場合、
SQL
これを接点ベースや線形など、過去のクリックも評価を行えるモデルを選択すると、
SQL
のようになることがあります。
社名を知るきっかけとなったであろう一般名詞を評価し、その一般名詞の入札単価を高めやすいようにする、というようなことができます。
アトリビューションレポートを参考にできます。

リマーケティングリストを作る

1つのリストの中でもある程度の条件では自動でユーザーを区別して認識しますので、細かい条件でたくさんのリストを作る必要はなく、重要なある程度のまとまりでのリストを作れば十分です。
また、リマーケティングには使用しないけれども類似ユーザーとして使用したい、という条件でもリマーケティングリストを作るべきです。作成したリストが一定の要件を満たすと、そのリストを基に類似ユーザーリストが自動作成されます。
Google 広告のオーディエンスソース(gtagもしくはGTMのリマーケティングタグ)で作れるリストとして、まず作っておくべきものは下記です。
  • すべての訪問者(自動作成されるはず)
  • コンバージョンに至ったユーザー(自動作成されるはず)
  • AdWords optimized list(自動作成されるはず)
  • 商品やサービスなどの詳細ページを訪問したユーザー
  • コンバージョン手前(入力フォーム、商品カートなど)のページを訪問したユーザー
  • 特定のコンバージョンに至ったユーザー(重要なコンバージョンは特に)
  • その他、明らかに能動的な行動と思われる条件
    • FAQのページを閲覧したユーザー
    • 地図ページを閲覧したユーザー
    • 外部地図サイトへのリンクをクリックしたユーザー
    • 会員登録してログインしないと閲覧できないページを閲覧したユーザー

Google アナリティクスのデータでオーディエンスリストを作成する

Google アナリティクスならでは作れる、有効なターゲティングリストがあります。
多くの場合におすすめの条件が、下記です。
  • 自社名、商品名などのキーワードでのセッションもしくはユーザー(※1)
  • コンバージョン率の高いキーワードでのセッションもしくはユーザー(※1)
  • コンバージョン率の高いランディングページでのセッションもしくはユーザー
  • コンバージョン率の高い参照元 / メディアでのセッションもしくはユーザー(※2)
  • 特定の商品を購入したユーザー(※3)
  • 一般的にコンバージョン率が高いことの多い条件(サイトによるので注意)
    • メディア=organic & ランディングページ=トップページ
    • 参照元 /メディア=(direct / none)
※1 キーワードのディメンションに正しく値が反映されている必要があります。
※2 参照元URLを条件としたリストはGoogle 広告のオーディエンスソースでも作成可能ですが、何を選ぶべきかはGoogle アナリティクスが役立ちます。
※3 eコマースの計測をしている必要があります。

様々なソースを用いてオーディエンスリストを作る

アカウントをリンクしている場合、下記のデータも利用してオーディエンスリストを作ることができます。
  • YouTube
  • Google Play
  • Firebase
  • Firebase以外の第三者のアプリ分析ツール
顧客リストを使った方法もありますが、法的な観点がセンシティブです。

検索キャンペーンにオーディエンスリストをモニタリングで設定する

どの検索ユーザーに対してどの広告を配信するべきかを、より、システムが学習して最適化できるようになります。
作成したリマーケティングリストと、それらを基に作られた類似ユーザーリストのうち、特に不要と思えるものでない限りほとんどのリストを設定します。これは、そのリストに該当するユーザーのみに広告配信をするというものではなく、検索したユーザーがそのリストに該当した場合に、表示する広告をどれにするか、適切な入札単価はいくらか、システムが判断できるようになる、というものです。そのために、リストをターゲティングではなくモニタリングで設定します。

広告表示オプションを作る

設定できる広告表示オプションは基本的にすべて設定します。

キャンペーン単位でコンバージョンアクションを選択する

複数のコンバージョンアクションがあり、キャンペーンごとに重視するコンバージョンが異なる場合に、選択します。
自動入札は、ここで指定したコンバージョンを増やすように動きます。